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本音でQ&A
ホームページ開設以来、皆さまよりさまざまなご質問が寄せられています。いただいたご質問にはメールでできる限り詳しくお答えしていますが、ここではその要旨を紹介します。 なお、宝石に関して疑問・質問がございましたらどんなことでもお気軽にお尋ね下さい。E-Mailでお答えいたします。
ただし、個別の商品について、その価格が妥当かどうかの質問にはお答え致しかねます。
なお、当コーナーへの掲載を希望されない場合はその旨をお書き添え下さい。
Q110. Thu, 15 Mar 2012 02:39:19
私はアレキサンドライトが大好きで先日、百貨店の中にある宝石店でアレキの指輪を購入致しました。石が0.1カラット、18KWGのシンプルなもので約6万円でした。自然光や蛍光灯では濃い緑色、白熱電球では薄い紫?に変化します。何点か見せてもらったアレキの中でコレが一番いい!!と迷わず選んだものなのですが、購入後に店頭でも人工のアレキや偽物が出回っているということを知り、お店でアレキを見ていた時、値段はだいたい同じぐらいなのに、私が選んだものが特に色が濃く綺麗に見えていたので、実は人工や偽物なのかもしれない。と不安になってしまいました。
そこで教えていただきたいのですが、人工のアレキサンドライトも「アレキサンドライト」と言って販売されるのでしょうか?それとも人工の場合は「人工です。」というような説明をして販売されたりするのでしょうか?
お店の方は「直接現地に買い付けに行っている」ということをおっしゃっていたので、天然なのかな?とも思うのですが…大好きな宝石であり、私にとっては高価なお買いものなので、とても不安を感じています。
仰るように合成(人工)アレキサンドライトは存在します。
合成石とは、天然石と同じ化学組成を持ったものを人工的に作り出したもののことです。
日本では京セラが製造販売しております。

一般的に宝石店では天然と合成をきちんと区別して販売しております。
ただ、アレキサンドライトの鑑別は高度な鑑別機器が必要ですので宝石店で独自に鑑別することはできません。
宝石店は鑑別会社に鑑別を依頼しますが、日本の場合は現在のところ中央宝石研究所しかアレキサンドライトの鑑別はできません。
何十万円もするものですと「天然アレキサンドライト」鑑別書を添付するのが普通ですが、鑑別書作成料が非常に高いため、お買い上げいただいたような金額の商品には付けていないのと思います。
その場合、宝石店では保証書を付けて、品名に「天然アレキサンドライト」と記載します。

京セラの宝石部門であるクレサンベールでは合成石のことを再結晶宝石と呼んでいます。
昔、京セラの合成石の鑑別書を見たところ「アレキサンドライト」とだけ表示してあり、「合成」とは書いてありませんでした。これは厳密に言えばルール違反だと思います。
もしもあなたが受け取った保証書に「天然」の記載がなければ、宝石店に問い合わせた方が良いと思います。

ご不安を解消する方法としては
(1)お求めになったお店を通じて鑑別書を作成してもらうことが最も間違いのない方法です。
ただし、鑑別書代はお客様のご負担になりますから、事前にいくらかかるか聞いておくことが必要です。
(2)正式の鑑別書は、カラー写真やカバーが付いて高額ですから、少しでもお安くしたい場合は、「ソーティング・メモ」だけを作成してもらう方法もあります。
ソーティングとは鑑別結果だけを鑑別会社のビニール袋に記載しておくことで、業者間取引の場合はソーティング付きで売買されます。
Q109. Mon, 27 Feb 2012 18:43:00
先日、御徒町で購入した非加熱のブルーサファイアのルースを、中央宝石研究所にて鑑別をお願いしたところ、なんと「加熱」という結果が出てしまいました。
実は、この石には他の鑑別機関で非加熱の鑑別が出ていたのですが、私としては、中央宝石研究所の鑑別が正しいような気もしますし、何とも言えない落胆の気持ちです。
中央宝石の色石についての鑑別の能力は、信頼できるものなのでしょうか?もし、また別の機関に、加熱、非加熱の鑑別をお願いするなら、どこがいいでしょう
か?
ちなみに、ルースの販売店は、中央宝石さんが間違った鑑別を出したと主張していますが・・・。
私としては、はっきり真実を知りたいです。このままではモヤモヤして気持ちが収まりませんので、別の機関にて調べてもらいたいのです。
加熱非加熱の判別には高度な測定機器が必要です。
現在の日本の鑑別機関でそうした機器を所有しているのは東京の中央宝石研究所と甲府にある社団法人宝石貴金属協会だけです。
宝石貴金属協会は会員だけにしか鑑別を引き受けていませんので、実質的に中央宝石研究所だけとなります。
他の鑑別機関に依頼しても実際は、その鑑別機関は中央宝石研究所に鑑別を依頼しています。
もしも販売したお店が中央宝石研究所の鑑別が違うと主張するなら、宝石鑑別団体協議会(AGL)会員の鑑別機関の鑑別書を取ってもらってはいかがでしょうか?
でも結局は中央宝石研究所が鑑別しますので、同じ結果になるはずです。
AGL会員以外の鑑別は信用できませんから、販売店が言っても同意しないことです。
今後のためにですが、買ってから自分で鑑別書を取るのでなく、鑑別書付きの石を買うことをお薦め致します。
Q108. Thu, 2 Feb 2012 12:27:25
妻へのプレゼント用でダイヤのネックレスを探しており、貴社のページを拝見しました。
金属部分について質問なのですが、プラチナの純度の高いものへの変更は可能でしょうか?
金属アレルギーではあるのですが、Pt950はまったく問題ないので、できれば同じ素材がよいと考えています。
Pt900とPt950は見た目で判別することはできませんので、同じデザインで純度(品位)が違うものを作ることは致しません。
金属は別の金属を混ぜると硬くなる性質があります。別の金属を混ぜる比率が高い程硬くなるため、用途に合わせて硬さを変えています。
日本ではネックチェーンの場合Pt850(純度85%)、ペンダントや指輪はPt900が一般的です。
Pt900は一般的にプラチナ90%にパラジウム10%を混ぜて作ります。
Pt950では純度を上げても硬さを保つために、一般的にパラジウム約2%とルテニウム約3%を混ぜます。
ですから、Pt950で金属アレルギーが起きないのでしたらPt900でもPt850でも大丈夫だと思います。
白色系の金属で最もアレルギーを起こしやすいのはニッケルです。
ホワイトゴールド(WG)の場合は白さを出すためにロジウムをメッキしますが、ロジウムは非常に高価であるため、かつては安価なニッケルを下メッキにして、その上にロジウムをメッキしていましたが、金属アレルギー問題が起きてから日本ではニッケルを使っておりません。
輸入品ですとニッケルを使ったものもありますのでご注意ください。
Q107. Fri, 16 Dec 2011 18:37:36
翡翠のインクルージョンは加工の際にも出来るものなのでしょうか?インクルージョンが広がったり、新たに出来たりしますでしょうか?
また、インクルージョンが新たに出来たものか元々あったものかを証明出来るものでしょうか?
インクルージョンというのは内包物のことですので、翡翠のような不透明あるいは半透明の宝石にはあまり問題になりませんが、確かに光に透かしてみると、黒い斑点あるいはヒビらしいものが見えます。
これらは、もともとあったものの可能性が高いと思います。というのは、翡翠は靱性が高いため、加工などの軽い衝撃ではヒビなどが入るとは考えにくいからです。
翡翠は艶のあるものが良いとされていますので、表面をワックスで加工したり、樹脂を含浸させたものがほとんどです。
これらの翡翠には「ワックス加工」とか「樹脂の含浸処理」というコメントが鑑別書に記載されます。
研磨以外にこれらの処理がなされていない無処理の翡翠も稀に存在します。
鑑別書に「加工の痕跡が認められません」というコメントが付きますので分かります。
Q106. Fri, 2 Dec 2011 11:44:28
ブランドにはこだわりが無く、なるべく大きくて品質のいいものと思い探していたところ、先日、あるお店で1カラット、SI2、Hカラー、GOODカットのPtティファニーセッティングのリングが398,000円で売られているのを発見しました。
SI2ですが、ルーペで見ても内包物は見られず、(店員さんは気泡のような物がありますがとても綺麗なSI2です、と言っていましたが)とても透明感があって綺麗だったのです。
あの指輪に決めようと思っていたところ、こちらのホームページにて、VS以上を買った方がいいという記事を見て、少し迷いが出てきました。やはり、SI2ですと、リフォームは厳しいでしょうか。
ジュエリーのアフターサービスは、販売したお店が行います。リフォームもそのうちのひとつだと思います。
もしもそのお店が、販売したダイヤモンドならすべてリフォームの対象になるときちんと(文書で)約束してくれるならば、お買いになっても良いと思います。
しかし、他のお店でリフォームを依頼されるようなときには、基本的にはVS2以上でないと受け付けてくれない可能性が高いと思います。
宝石店がリフォームによって得られる利益は非常に少額ですので、石止めの時に内包物が大きくなったりしてお客様からクレームがつき、弁償するようなことを考えると、受け付けない方が良くなってしまうので、私の知る限り御徒町ではどこのお店でもSI1以下はお断りしています。
Q105 Sat, 26 Nov 2011 21:31:13
ダイヤモンドリングの中心の0.5ctのダイヤモンド石の周りに0.2ctのダイヤモンド石が囲むように付いています。
中心の0.5ctの石が傾いているようです。
3年前に出産お祝いで頂き、3回程大切に使用し保管しておりました。
使用した際に傾いてしまったのでしょうか。それとも、最初から傾いていたのでしょうか?最初から傾いていたとすれば、不良品になるのでしょうか。
実物を拝見していないので確かなことは申し上げられませんが、指輪をあなたが頂いた時には傾いていたことが分からなかったようですから、使用中に、あなたが気がつかなかったとしても、指輪に何らかの力が加わって、それで傾いてしまったと考えるのが、最も可能性が高いと思います。
ダイヤが傾いて見える場合、一番多いのは、ダイヤを止めている爪の変形です。
一般的にダイヤは6本または4本の爪で止まっていますが、そのうちの1本以上が、他の爪と違った形になっていないかどうか、確かめてみてください。
もしも違っていれば、何らかの衝撃が指輪、特に爪にかかって爪が変形したためにダイヤが傾いて見えるのだと思います。
その場合、ダイヤが外れて落ちてしまう危険性も考えられますので、なるべく早く宝石店に見せて、修理を依頼されることをお薦め致します。
Q104. Sat, 24 Sep 2011 17:04:30
市場にでているルベライトやピンクトルマリンは殆どが放射線照射されていると聞いたのですが、本当でしょうか?
赤味の強いルベライトを購入したのですが、お店に問い合わせたところ、放射線照射してあると言われ、大変ショックを受けています。
ルベライトと言われている色の石を照射してあるとの事です。
ルベライトのマスターストーンを所持しているお店で購入したのですが、マスターストーンも放射線照射されているとの事でした。
放射線照射とは、そもそも何故行われるのでしょうか?
マスターストーンと言われているものまで、放射線照射で着色するのが宝石の世界では常識なのですか?
無処理の宝石で綺麗に見えるものはごくごく僅かしかありません。
天然無加工のルベライト(赤色トルマリン)は存在しますが、非常に珍しいため高価です。
ルベライトに限らずほとんどの宝石には何らかの処理が施されています。
もしも処理法がなければ、宝石は私たち庶民にはとうてい手が届かないものになってしまいます。宝石をみんなが着けられるには、良質な処理はやむを得ないものだと思います。
よく知られている宝石で全く処理がなされていないのは、ガーネットやムーンストン、無色の水晶、スピンネルなど、非常に限られた宝石だけです。

当然のことですが、販売している宝石に処理がなされているかいないかは販売時に情報開示しなければなりませんので、鑑別書にはコメント欄に処理の内容が記載されています。
その中で「……改善を目的として」と書いてあるものはenhancement(エンハンスメント)といって、もともと宝石の中に存在する物質を加熱したりして変化させたもので、マグマの代わりに人間が行ったというものですので、私はやむを得ない処理だと考えています。
「……人為的な……」とか「色の変化を目的とした……」というのは宝石の中に存在しない物質を加えることによって、色を変化させたり見栄えを良くしたりする処理です。以前は鑑定書にTreatmentと表記されていました。

ルベライトやピンクトルマリンは通常、放射線を照射して色を変化させています。
放射線の種類によって出てくる色が違います。これは許されざる処理(Treatment)ですので、宝石店としては販売する前に説明しておくべき事だと思います。

マスターストン(標準石、つけ石)というのは、多分、ルベライトの赤色の範囲を規定するためのものだと思いますので、処理の有無とは関係ないと思います。
Q103. Sat, 24 Sep 2011 16:15:59
ダイヤモンドのペンダントを記念に妻にプレゼントしようと思って勉強しています。
色々とウェブサイトを見ていますと、例えば、VS2CEなる表現が出てきました。
CEというのは、Clarity Enhancementと言うらしいのですが、こういうダイヤモンドは結構普通なのでしょうか?> また、品質上問題があるのでしょうか?(すぐに駄目になって修理が必要になるとか。)
Clarity Enhancement(クラリティ・エンハンスメント)とは人工的な処理によってクラリティの状態を元々のものよりも良く見せることです。
代表的な技法としてはレーザードリリングが挙げられます。
ダイヤの中に黒いカーボンスポットが目立つ場合、レーザーを照射することによって、ダイヤの表面にごく微少な穴を開け、レーザーの熱がカーボンスポットに当たるようにして、白く変化させ、カーボンを目立たなくさせます。
しかしながら、白い内包物(インクルージョン)はそのままあるわけですから、クラリティ・グレードが変わるわけではありません。
* カーボンスポットが表面にごく近い場所にある場合は、穴を開けずに処理する場合もあります。

別の技法としては、含浸処理があります。これはEnhancement(改善)ではなくTreatment(改変)になります。
ダイヤの表面に目に見えるくらいの穴が開いている場合、水ガラスで埋めて、穴を見えなくする処理法です。
これは、ダイヤを超音波で洗浄すると、取れてしまうことがありますので、このような処理をしたダイヤモンドは買うべきではないと思います。

なお、日本の鑑定書では、コメント欄に「レーザードリリング」とか「含浸」とかが必ず表記されますので、ダイヤモンドを買う場合には、コメント欄を必ず見てください。
Q102. Wed, 31 Aug 2011 08:16:26
御徒町の他店で見たデザインのリングと同じものが御社のHPにもありました。
価格は御社がずっとお安かったです。
もし、御社でリングを注文する場合は、サイズお直しの際にリングを切って溶接されますか?
それともイチからプラチナを溶かしてリングを形成してくださるのでしょうか?
通常、デザイン指輪の場合は精密鋳造法で作られます。原型にプラチナ地金を流し込んで作る方法です。
したがって、原型のサイズ通りに指輪が出来上がりますので、ほとんどの方の場合サイズ直し加工が必要になります。
サイズ直しは枠の一番下の部分を切断して行います。
ただ、サイズが極端に小さい場合や極端に大きい場合は、サイズ直しですと指輪が丸くなりませんので、原型を修正してから鋳造します。この場合はサイズ直しはしません。
既製のデザインの場合、ティファニーやミキモトなど有名ブランドでも同じように精密鋳造法で作られています。
オーダーメイドでしたら、注文者のサイズに合わせて作りますが、オーダーメイドの加工代は非常に高いので、余程デザインにこだわる方以外は作ることはありません。
たまに、自分のところはサイズ直しではなく原型の段階でサイズを調整しているという宣伝をしているお店がありますが、サイズ直し加工をしているかどうかは、指輪にバーナーで加熱しないと分かりませんので確かめようがありません。私たちからすると「本当かな?」と思わざるを得ません。
Q101. Wed, 31 Aug 2011 08:16:26
御徒町のあるお店では、「うちは中古品ではなく新品を置いてます。ゼクシィに掲載するには、流通経路を調べられるので、新品のダイヤを扱っていないと掲載できないんです。御徒町では2社だけです」と言われました。
そういわれると、やっぱり新品がいいな、と言う気持ちになります。しかし、どうやって新品か中古かを見分けたらいいのか分かりません。。どのように見分けたらいいのでしょうか?
中古と新品を見分ける方法は存在しません。そのようなセールストークで販売するお店の方が怪しい感じがします。
同じようなご質問 (Q97) が来ておりますのでご覧下さい。
詳しくは当社ホームページの「宝石まめ知識−本当のようで間違っているジュエリー・セールストーク「当社の取り扱うダイヤモンドはすべてヴァージンストンです」という嘘」をご覧下さい。
当社のホームページに対して該当する会社からは抗議の電話もメールも来ていません。



























































 

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