「日本のジュエリー100年」展始まる 2005年2月5日
今日から4月10日まで東京・目黒の庭園美術館で「日本のジュエリー100年」展が始まった。これは幕末から昭和前期までの日本人が身に着けた洋装と和装の装身具を紹介するもの。
本展では、和洋の装身具約300点、初公開を数多く含む装身具図案帳ほか資料約30件、そして装身具を描いた絵画約10点を展示し、近代化をとげる日本の百年間と対比させながら、黎明期にあったジュエリー産業の歩みと装身具デザインの変遷、そして、コンテンポラリー・ジュエリーの黎明までを展示している。 詳細はホームページで。

ジュエリー・ベストドレッサー賞入賞者決まる 2004年12月13日
リード・エクジビション・ジャパン社は第16回日本ジュエリー・ベストドレッサー賞入賞者を発表した。
入賞者は毎年人気タレントから選ばれており、今回は松浦亜弥さん(10代)、長谷川京子さん(20代)、天海 祐希さん(30代)、大竹 しのぶさん(40代)、秋吉久美子さん(50代)、野際陽子さん(60代)、中村 獅童さん(男性部門)の7人が選ばれた。
来年1月26日に開催される国際宝飾展レセプションパーティーで受賞者本人が出席して表彰式が行なわれる。詳細はホームページで。

AGT 名誉毀損訴訟で2審でもサンデー毎日に勝訴 2004年12月7日
宝石鑑定を巡る「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、宝石鑑定会社「AGTジェムラボラトリー」 (東京都台東区)が発行元の毎日新聞社に損害賠償などを求めた訴訟で、東京高裁(森脇勝裁判長)は7日、330万円の賠償と謝罪広告掲載を命じた今年3月の東京地裁判決を支持し、毎日新聞の控訴を棄却した。
問題となったのは同誌02年4月21号の「組織的“インチキ表示”発覚」と題した記事。AGTジェムラボラトリーは、加盟している宝石鑑別団体協議会(AGL)が決めたカットに関する評価基準と微妙に違うGIAの評価区分で鑑定書を表記していたため、そのボーダーラインのダイヤを買った消費者は2〜3割高い値段で買わされているとなどと報じたもの。
当時の当社ニュースでも解説しているように、大半のジュエリー業者は、鑑定結果の表記だけを鵜呑みにするのではなく、ボーダーラインの石はそれなりの価格で取引きしているので、消費者に実害があることは稀である。

中国がアジア最大、世界5位のダイヤ消費国に成長 2004年11月16日
14日付で中国新聞社が伝えたところによると、中国宝玉石協会は、2003年、中国における実質ベースでのダイヤモンドの消費量が12.35億ドルに達し、アジア最大、世界第5位のダイヤモンド消費国に成長したことを発表した。さらに専門家は、2010年には中国国内における販売総額が18億ドルに達すると予測している。
ダイヤモンド消費が急成長した背景には、中国経済の高度成長に伴う生活レベルの向上、流行に対する観念の変化が背景にあり、「贅沢品」から、ホワイトカラー層も手に入れることができる商品へと徐々に推移している。
すでに2002年には中国は世界第1のプラチナ消費国になっており、北京で今、人気のあるのがプラチナにダイヤモンドをあしらった指輪だという。昭和40年代の日本を彷彿とさせる状況になってきている。

JJAがクレーム対応マニュアルを作成 2004年11月11日
日本ジュエリー協会(JJA)では消費者部会を中心に、「小売店のためのお客様クレーム対応マニュアル」の作成作業を進めていたが、このほど完成した。
それによると、クレームの発生原因は6つのパターンに分類できるという。
第1は「人」に起因するもので、これには商品知識の不足、不十分な説明、接客態度など、店員教育不足によって起きるクレームである。
第2は石が外れたり、チェーンが切れたり、指輪が変形したなど「商品」に起因するクレームである。
第3は修理の際にキズがついたり、預けたものと違ったものを渡されたり、サイズが違っていたりする「修理」に起因するトラブル。
それ以外にもリフォーム・注文に起因するトラブル、クレジットに起因するもの、その他の原因があるという。
これらのトラブルについて、代表的な事例を紹介し、解決のヒントとして原因、対応、対策、ポイントが例示され、クレームに対しては迅速に対応すること、誠意ある一言が大切であると述べている。
このマニュアルは1部200円でJJAで頒布している。








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